【英語ライティング】どれだけ親しいかによって変わる宛名 英文ビジネスメールのコツ2
2017年07月07日 11時42分
インターネットの普及により、海外にいる取引先ともリアルタイムでコミュニケーションが取れるようになりました。しかし、相手に「メールで連絡をしたい」と思っても、ビジネス英語で書こうとなると、少し戸惑ってしまいます。今回も、英文ビジネスメールを書くときのコツをご紹介します。
どれだけ親しいかによって変わる宛名
メール本文は、相手の名前から始めましょう。相手をどれだけ知っているかによって、少し書き方も違います。
会ったこともない目上宛の場合
Dear sir / madam,
(相手の性別もわからない場合に使う決まり文句)
Dear Mr. George Brown,
(Dearと敬称とフルネーム)
Mrs. Cathy Jones,
(敬称とフルネームのみ)
何度かメールでやり取りしたことがある場合
Hello Mr. Smith,
(Helloと敬称とファミリーネームのみ)
Dear Kate,
(Dearとファーストネームのみ)
Hello Tim,
(Helloとファーストネームのみ)
何度もメールでやり取りをしている、または同僚の場合
John,
(ファーストネームとコンマのみ)
基本的に”Dear ○○,”という形を覚えておけば、どのような場合でも相手に失礼はないでしょう。同僚など、顔見知りの親しい仲間に送る場合は、ファーストネームにコンマだけでも十分です。
直訳できない「お世話になっております」
日本語のビジネスメールなどの場合だと、宛名の次に「お世話になっております。」という一文が頻繁に使われます。しかし、これは日本語独特の表現なので、英語に訳することはできません。また、英文ビジネスメールで「お世話になっています」という内容の一言を加えなくても、全く失礼ではありません。
用件を述べる前に、どうしても何か一言付け加えたい場合は、次のような文章を使ってみてはいかがでしょうか。
<例文>
Thank you for choosing One-Click Energy.
ワンクリック・エナジーをお選びいただき、ありがとうございます。
Thank you for supporting Greenhill Language Center.
グリーンヒル・ランゲージセンターをご支援いただき、ありがとうございます。
これらの文は、もうすでに取引先やクライアントとの、ビジネスの繋がりができている場合にのみ使用できます。
英文ビジネスメールは、非常にシンプル、かつ具体的であることが基本です。それをふまえつつ、相手に失礼のないように書くことを心掛けましょう。
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