【職場で使える英会話】聞き取れなかったときに失礼なく聞き返すための表現

【職場で使える英会話】聞き取れなかったときに失礼なく聞き返すための表現

2018年09月10日 12時48分

英文ビジネス文書などの場合、わからない単語や文章に出くわしたら、その部分を何回も読み返し時間をかけて確認することができます。

しかし英会話の場合は、ペラペラと早く話されると相手が何を言っているのか理解できないことも多々あるのではないでしょうか。

今回は、リスニング力を上げるコツと、「今何と言ったのですか?」と失礼なく聞き返すフレーズをご紹介します。

 

一字一句理解することを目指さないで

英語力、特にリスニング力を向上させるためには、「スピード力をつける」ことが大事です。相手が言っていることを一字一句理解してから頭の中で日本語に訳すのではなく、キーワードのみを聞き取り、「この人は、こういうことを言いたいのだな」と想像する練習をしましょう。

例えば、次の英文を見てください。
Our company … established in 1995 … a group of university students … invented … system.

きちんとした英文法の文章ではありませんが、「我が社は、1995年に創設され、大学生のグループがこのシステムを開発した」という内容だ、と想像することができます。

相手の言っていることを一字一句理解しなくても大丈夫です。キーワードを聞き取り、頭の中で繋げ、英語のまま理解する練習をすると、リスニング力がグッと向上しますよ。

 

どうしてもわからなければ、聞き返そう

相手の話すスピードについていけず、どうしても理解できない場合は、次のようなフレーズを使って聞き返しましょう。

I beg your pardon?
何と言われましたか?

I’m sorry?
すみません?(”I beg your pardon?”より少しカジュアル。必ず語尾を上げる。)

Could you say that again?
もう一度言っていただけますか?

I’m sorry, but I’m having trouble catching up with the conversation. Could you explain that to me again?
すみません。会話についていけておりません。もう一度説明していただけますか?

相手はビジネスパートナーですので、”What?”(何だって?)というようなカジュアルすぎる聞き返し方をしないよう、注意しましょう。

ネイティブスピーカーの話す英語は、とてもスピードが速く、聞き取るのに大変苦労します。相手の言っている内容の重要キーワードを聞き取る練習を積んでリスニング力を向上させ、わからない場合は、今回ご紹介したフレーズを参考に、失礼のないよう聞き返してみてくださいね。