日本人講師のワンポイントレッスン【一言で伝わる相槌表現】

日本人講師のワンポイントレッスン【一言で伝わる相槌表現】

2021年02月25日 10時00分

日本人講師のワンポイントレッスンでは、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!

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本日の質問

English Daily Conversation (General) A2 Lesson47で、

メリーゴーランドに乗ろうと言われてNo way!「嫌よ」と断っています。No way!は、自分の好みや意思にそぐわないことを断る時の表現として一般的なものですか?他にも同じ又は似たような場面で使うことができるフレーズはありますか?

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解説

No wayという表現は、英語圏の国でよく使われるスラングで、「とんでもない」「絶対嫌だ」「あり得ない」「冗談じゃない」という否定や拒否の気持ちをカジュアルにストレートに表す時や、「まさか」「ウソでしょ」「マジで?」「信じられない」「何言ってるの!」という驚きを表す時に使われます。
驚きのシチュエーションでは「すごい!」「やったね!」というような感動や嬉しい驚きの言葉として使われることがあります。
幅広く使うことができるスラングですが、かなりカジュアルなので、ビジネスの場面や目上の人・初対面の人に対して使う時は注意が必要です。
No way.以外に否定・拒否を伝える表現としては他にも、「絶対嫌です」というニュアンスのAbsolutely not.、Negative.、「本気で言ってるの?」という少し皮肉っぽい否定のReally?、Seriously?、Are you kidding me?、「冗談でしょ」「まさか本気じゃないよね?」というYou’re kidding.、Get out!、「まさかあり得ないから」「はいはい、わかったから」と半ばあきれたりバカにしたように使うAs if.、Yeah, right.、「ちょっと!」「ウソでしょ」「そんな!」と幅広い場面で使える、Come on!などなど…色々な表現があります。

シチュエーションや使う相手、気持ちの強さに応じて、使い分けてみましょう。

本日の講師

Tomoko 先生

こんにちは!ともこです。カナダのバンクーバーに10年以上住んでいたことがある英語教師&医療通訳者で、旅行通訳やビジネス通訳などもおこなっています。実際の生活の中で話す「生きた英語」を身に着けていただけるよう、情熱を持ってお教えしています。
自らもまったくゼロの状態から英語を学んだ経験から、英語の習得がどれだけ大変か、しかし一方でどれほど楽しいかも、よくわかっています。英語学習のゴールにたどり着くお手伝いをぜひさせてください!
お会いできるのを楽しみにしています。