日本人講師のワンポイント【初回レッスン、何から話す?】
2021年04月01日 10時00分
日本人講師のワンポイントレッスンでは、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!
日本人講師のご紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/japanese/
本日の講師
Keiko先生
皆さん、とても元気でフレンドリーな英会話講師の有田圭子です。国家資格の英語の全国通訳案内士、ビジネス通訳者でもあります。学生さんから大人まで、初心者から上級者まで、どのレベルの方にも楽しく実になるクラスを提供します。私も英検1級、TOEIC960点取得の為にも一生懸命に英語の学習に励んだものです。英語ができると世界が広がりますよ!さぁ、私と一緒に楽しく英会話を学びましょう!
英会話レッスン初心者必見!冒頭の会話に困ったときは?
このところ、初めて英会話レッスンを受けます!とおっしゃる生徒さんとよくレッスンを楽しみます。
まず、私がNice to meet you! から始め
本来、Nice to meet you, too. といってほしいところですが
半分くらいの方が私もです!の ’も’にあたる’too’を言われませんね。この、too もとても大事です。
それから、
Keiko(講師):I’m Keiko, so you can call me Keiko or Keiko teacher. May I have your name please?
あなた(生徒):My name is Taro Urashima.
Keiko(講師):Ok, then may I call you Taro?
と進みます。
What is your name?は、実際の会話でこれを用いることはありませんね。
文法上は、正しいですが、少し不躾な感じです。
お名前を丁寧に伺うのは、May I have your name? を使いましょう。
Keiko(講師):How are you today, Taro?
あなた(生徒):I’m fine.
ここで、沈黙!
それから画面で私は自分を指差し、私にも聞いて!とアピールします。
それでも、皆さんキョトンとされています。
英語、何語に関わらず、挨拶はお互いさま、双方向でありたいですね。
相手にも、あなたはいかがですか?と聞きましょう。
尋ねる方法は3つ覚えていれば大丈夫です。
And you? / How about you? / What about you?
私の今日の状態を英語で話し、それについてまず聞き取れたか、理解できたかを伺い、
それからいろんなことに話題が膨らんだりしてレッスンのウォーミングアップだけでもとっても楽しいものになっています。
それから、
Keiko(講師):If you like, could you introduce yourself briefly?
初めての方には、少し難しいですかね!?
「よろしければ、簡単に自己紹介して頂けますか。」
いきなりCould 〜なんて難しいですね。これは、丁寧な依頼になります。
とここでは、簡単な説明に留めます。
そして、日本の方は100%、
お名前の次にお年を言われますが、国際社会では年をいう方まずいませんね。
お子さんならありかなぁとも思いますが、大人の方は、言う必要ないと思いますよ。
皆さん、ご丁寧にI’m 53 years old. なんておっしゃってくださいますが、お年は敢えて言われなくても大丈夫です。
本日は、初回レッスンの冒頭の会話例についてお話しさせて頂きました。