ネイティブのワンポイント【英語でのリモート会議の成功の秘訣】
2021年09月18日 10時00分
ネイティブ講師のワンポイントレッスンでは、ネイティブにしか聞けない!イディオムや、よりナチュラルな言い回しをご紹介していきます。
担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のネイティブ講師です!
ネイティブ講師の紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/native/
TODAY’S TOPIC
新型コロナウィルスの影響で、多くの方がリモート会議を開催していますが、外国人の同僚と英語で会話する場合、ルーティン的な手順は本当に難しいものであると思います。
どのようなフレーズを使うとスマートか、いくつかのヒントをご紹介します。
会議の開始
参加者を歓迎し、出席してくれたことに感謝して会議を始めましょう。そのためには、次のような開会の言葉が使えます。
‐I would like to welcome everybody here today.
本日お集まりの皆様を歓迎いたします。
‐Thank you all for attending this meeting (on short notice) .
皆さん(急なお知らせで)この会議にご参加 いただきありがとうございます。
‐It’s a privilege to have you all here today.
本日は皆様にお集まりいただき光栄です。【非常にフォーマルな表現】
目的(アジェンダ)を述べる
‐The first point on our agenda today is to discuss the current sales situation.
今日の議題の最初のポイントは、現在の販売状況について話し合うことです。
‐We are here today to talk about the ……….
今日は………について話すために集まりました。
‐I have called this meeting in order to discuss the following points.
以下の点を議論するために、この会議を招集しました。
進行
次のことを心に留めておいてください。ファシリテーター(進行役)であるあなたは、集中力と中立性を保つ必要があります。あなたの主な仕事は、出席者を巻き込み、促進することですが、その一方で、時計から目を離すことはできません。時間は非常に重要です。
ファシリテーターとして、あなたはリーダーではありますが、見えない存在であるべきです。会議に参加している人たちに議論をしてもらいますが、会議を憂鬱なものにするような行為や、他のネガティブな行動をする場合は躊躇なく止めましょう。ここでは、いくつかのフレーズを紹介します。
‐What are your views Mr. Suzuki?
鈴木さんのご意見は?
‐Any other opinions, suggestions?
他に意見や提案はありますか?
‐Can we hear Paul’ opinion on this?
ポールの意見を聞いてもいいですか?
‐Does anyone have anything else to say about this?
この件について何か他に言いたいことはありますか?
‐Thank you for that suggestion, Marc.
マーク、ご提案ありがとうございました。
‐All right, let’s move on to the next topic on our agenda.
それでは、次の議題に移りましょう。
議論を発展させる
‐Can you give us more detail?
もっと詳しく教えてくれませんか。
‐Can you dig a little more on this matter and email everyone with the result.
この件についてもう少し掘り下げて、その結果をみんなにメールしてくれませんか。
中断する
ホスト(進行役)としては、時間が重要です。 日本の会議のエチケットでは、話している人の話を中断することは適切ではないかもしれませんが、北米からの同僚や顧客との会議を主催する場合には、絶対に問題ありません。
ただし、割り込む場合は直接的にならないよう、そつなく行いましょう。
‐Could I stop you on that, I am afraid we are running on time.
申し訳ありませんが、時間が迫っていますので、それを止めさせていただいても宜しいでしょうか?
会議の終了
会議を終える前に、何が語られ、何が決定されたのかを要約し、重要な決定事項を再度述べるようにします。 タスク(課題)の割り当ても忘れないようにしましょう。
TODAY’S NATIVE TUTOR
Kerry先生
本日のネイティブ英語を教えてくれたのは、産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のKerry先生!
カナダ出身のKerry先生。英語―フランス語の通訳として活躍した後、2005年から日本国内で英語を教え始めました。学生~社会人を対象とした英語講師として教える他、大学の非常勤講師としても英語や異文化コミュニケーションを教える、実力派講師です。