ネイティブのワンポイント【意外な意味も持つ“crash”】

ネイティブのワンポイント【意外な意味も持つ“crash”】

2023年01月07日 10時00分

ネイティブ講師のワンポイントレッスンでは、ネイティブにしか聞けない!イディオムやよりナチュラルな言い回しをご紹介していきます。
担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のネイティブ講師です!

ネイティブ講師の紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/native/

TODAY’S TOPIC

本日は“ to crash ”という言葉の意味を紹介します。
crashという単語は文脈によりたくさんの意味を持っています。交通事故の際に使うイメージなどはありますが、別の意味も例文で見てみましょう。

EXAMPLE 1

疲労困憊したり倦怠感があるために、ベッドで寝ているもしくは一時的に横になって寝ている人のことを指します。この文脈ではcrashは休息を得ることを意味します。
I was so tired from work yesterday, that the sooner I returned home, I crashed on the sofa.
(昨日は仕事で疲れて、家に帰るやいなや、ソファに突っ伏してしまいました。)

EXAMPLE 2

しかし、crashという言葉は機能停止状態を意味することもあります。
My computer crashed yesterday, as a result, I lost all the data I was working on.
(昨日パソコンが故障してしまい、その結果、作業中のデータをすべて失ってしまいました。)

SITUATION

Kenji: Thank you very much for inviting me to your place.  The food was so good.
(ご自宅に招待してくれてありがとう。お料理がとても美味しかったよ。)
Robert: I am very glad that you liked it.
(そう言ってもらえると嬉しいよ。)
Kenji: I better get going.  With a little luck, I may catch the last train.
(そろそろ行くよ。 運が良ければ、終電に間に合うかもしれない。)
Robert: What are you talking about? It’s passed midnight. There are no train available.
(何言っているんだ?もう0時を過ぎているよ。もう電車は走っていないよ。)
Kenji: Do you mind if I crash at your home tonight.
(今夜きみの家に泊まってもいいかな。)
Robert: I have another room and no one is using it. You are welcome to stay over.
(もう一部屋あるんだけど誰も使ってないんだ。どうぞ、泊まっていってください。)

TODAY’S NATIVE TUTOR

Kerry

Kerry 先生

本日のネイティブ英語を教えてくれたのは、産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のKerry先生!
カナダ出身のKerry先生。英語―フランス語の通訳として活躍した後、2005年から日本国内で英語を教え始めました。学生~社会人を対象とした英語講師として教える他、大学の非常勤講師としても英語や異文化コミュニケーションを教える、実力派講師です。