疑問にお答え!「次の日曜日」は何という?

疑問にお答え!「次の日曜日」は何という?

2023年07月06日 1時00分

日本人講師のワンポイントレッスンで、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!

日本人講師のご紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/japanese/

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本日の質問

レッスンで、next Sunday「次の日曜」の予定について話すアクティビティがあり、その週の日曜について話していると、
講師に「それはnext weekのこと?this coming Sundayのこと?」
と聞かれました。どう違うのですか?

解説

日本語でも、「次の日曜」と言うと、今週末なのかその次の週なのかわからなくなる場合があると思います。

英語では基本的に、
last Sunday「先週の日曜」
this Sunday「今週の日曜」
next Sunday「来週の日曜」
と表します。
週だけでなく、月や年も同じ考え方でlast, this, nextで表します。

日本人にとって紛らわしいのは、英語では

直近の過去の日曜→this Sunday

直近の未来の日曜→this Sunday

と、過去も未来も、話している日と同じ週を指している場合や直近の場合、thisを使うことが多いことです。

まず過去の場合、ついこの間の過ぎた日曜のことをlast Sundayと表現すると、通常はlast week「前の週」と考えます。
話しているその日が月曜であった場合、last Sundayと言うと、1日前の日曜ではなくそのさらに1週前の日曜を指している可能性が高くなります。
週の始まりを日曜からカウントするか、月曜からカウントするかによっても認識が分かれるので、より紛らわしいですね。
一般的には、直近の過去の日曜はthis Sunday、さらにはっきりとさせるためにthis past Sundayと言うことが多いようです。

未来の場合、金曜日や土曜日の時点で直近の週末の日曜のことをnext Sundayと言うと、次の週の日曜であると受け取られがちです。
この場合は、同じ週の日曜であることを示すthis Sunday、またはthis coming Sunday「今度来る日曜」と表すほうが良いでしょう。

より正確に伝えるために、Sunday, the 16th「16日の日曜」、not this coming Sunday, the following Sunday「今度の日曜じゃなくてその次の週の日曜」などと、念を押すこともよくありますので、こうした言い方もあわせて覚えておきましょう。

本日の講師

Tomoko先生

海外在住歴が長く、現在は英語講師のほかに医療通訳も務めるTomoko先生。
海外添乗員・通訳案内士としての経験もあるので海外の人と楽しく会話するコツについても聞いてみましょう!
会話を重視したレッスン以外にも、TOEIC・英検対策を得意とする講師なので日本人が躓くことが多い英文法の疑問にも丁寧に答えてくれます。
小学生~高校生の文法指導経験もあるので、大人の方だけでなくお子様も安心してご受講いただけます。