疑問にお答え!『I’m not sure.』のニュアンス
2023年11月09日 8時00分
日本人講師のワンポイントレッスンでは、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!
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本日の質問
English Daily Conversation (General) A1 Lesson45で、「~したらどう?」という提案に対して
I’m not sure about that.「それについてはよくわかりません」
という返答があります。これはネガティブなニュアンスの返事ですか?
解説
I’m not sure. というフレーズは、I don’t know.と同じく「わからない」「知らない」という意味で使いますが、I don‘t know.は「知らない」とハッキリしているのに対し、I’m not sure.は「確かではない」「よくはわからない」というソフトな否定の仕方になります。
今回のように、Why don’t you ~?と提案されてI’m not sure about that.という返事をする場合、「それについては、良いかどうかハッキリとは言えない」という言い方で、やんわりと「あまり良いとは思えない」というニュアンスで答えることができます。
常に否定やネガティブな意味というわけではなく、自分の気持ちが定まらないときにも使えます。
同じシチュエーションで、I don’t know about that.と言うこともあります。
やはり「良いかどうかわからない」という意味ですが、I’m not sure.よりもさらに否定のニュアンスが強くなり、「それはちょっとどうかなぁ?」という疑念・疑問を投げかけているように受け取れます。
どちらも、I don’t think it’s a good idea.のように100%否定しているわけではない、という余地も感じられるので、ハッキリ決めかねている時や、実はNoだけどハッキリ言わず遠回しに断る時などに便利な表現ですね。
レベル別学習方法のオススメ
英語学習において最も重要なのは、自分の英語力に合わせて、適切な教材と学習方法で学ぶことです。
レッスンでも自主学習でも、それぞれレベルに合った教材で学習を進めましょう。
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この記事を担当した講師
Tomoko先生
海外在住歴が長く、現在は英語講師のほかに医療通訳も務めるTomoko先生。
海外添乗員・通訳案内士としての経験もあるので海外の人と楽しく会話するコツについても聞いてみましょう!
会話を重視したレッスン以外にも、TOEIC・英検対策を得意とする講師なので日本人が躓くことが多い英文法の疑問にも丁寧に答えてくれます。
小学生~高校生の文法指導経験もあるので、大人の方だけでなくお子様も安心してご受講いただけます。