英語学習の秘訣 vol.22 上級者の悩み「英語がうまく話せない」

2024年06月17日 12時41分

レッスンの予習復習方法、学習継続のコツ、モチベーションの保ち方や学習計画の立て方など英語学習の方法が知りたい方は必見！
本日は産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のTOEICフルスコア取得経験のある講師が英語学習の秘訣をお話します。

日本人講師のご紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/japanese/

基礎固めが終わったらオンライン英会話と一緒に自己学習も

上級者の方から「どんなに学習してもイマイチ英語が自由に話せない」とご相談をいただきます。

「オンライン英会話で、聞かれたことに返せるし、表現も全てわかる…。podcastも聞ける。
でも、オンライン英会話レッスン以外ではなかなか英語がうまく話せない。」そんなお悩みをいただきます。

原因はいくつかあるとは思いますが、「話す練習」の量が足りていない　ことが考えられます。

「話す練習」はオンライン英会話じゃないんです。

上級者がブレイクスルーのためにやるべきこと

リピーティングや、リテリング、セルフレクチャー、ひとりごと、色々とありますが、ぜひ取り組んでいただきたいトレーニングがあります。
（このトレーニングはオンライン英会話と紐付けて行うとさらに効果アップです。）

どんなトピックでも良いのですが、１つの質問に対して、３つのポイントを使って答える練習をすることです。

例えば、

Do you play any sports?

と聞かれたとします。

まず、現在形や現在進行形を使って今の状態を伝えます：
No, I don’t. I’m not playing any sports at the moment because my schedule is too tight. I can’t find the time.

次に過去形を使って、その質問にまつわるエピソードを入れましょう：
I used to play tennis when I was young, and I was pretty good at it.
I practiced every day, spending all of my available time playing tennis.
I made it to the nationals.
I still remember the first time I won a game; I just couldn’t believe it.

そして、助動詞などを使って、これからどうしたいかを伝えます：
In the near future, I want to start taking tennis lessons, maybe on weekends.
I might ask my son to join me because he loves sports, and we can spend some quality parent-child time together.

この練習をする際は、主語と時制に気をつけましょう。
聞いている側に「いつの話をしているのか？」と混乱させないためです。

オンライン英会話の受講前に教材に載っている質問に答える練習をしても良いですし、レッスン後に答えに詰まった質問に対して３つのポイントを答える練習をしてみるのも良いと思います。
その際に、自分の声を録音することも良いと思います。

このように３つのポイントを使って話す練習をすると、いろんな話を、具体的にできるようになるので、話し相手に自分の頭の中の考えやイメージが伝わりやすくなります。
そして、話がどんどん膨らんで、盛り上がっていくのではないでしょうか。