Duolingo English Testの内容とおすすめの対策方法
2024年06月10日 2時34分
海外留学を目指す場合、真っ先に頭に出てくる英語のテストはTOEFLやIELTSでしょう。
ただ、IELTSやTOEFLは受験料が3万円程度かかるため、受験しようと思ってもなかなか手が出せず、受験が遠のいてしまうかもしれません。
そんな中、日本でもコロナ渦から人気や知名度を急激に高まっているのが”Duolingo English Test”です。
こちらでは、自身もシドニー工科大学教育学部を卒業し、現在は海外大学進学のサポートを行っている産経ヒューマン留学センターのスタッフNaokiより、Duolingo English Testのオススメポイントと対策方法、実際に練習テストを受けた体験についてご紹介していきます!
おすすめポイント3つ
結論からお伝えしますと、” Duolingo English Test”は海外大学進学を考えている方には、とてもオススメです!おすすめポイントは3つあります。
①受験料が安い
TOEFLとIELTSと同様で日本はもちろん、世界の教育機関に認められる英語の資格をとても安く受験できるのがDuolingo English Testです。
主要な英語検定試験は200ドル以上なことが多いですが、Duolingo English Testなら受験料が59ドル。また、一度に2回分を購入出来るオプションもあり、受験料を節約することもできます。
海外大学進学だけでなく、国内の大学でも公的な英語資格として採用され始めています。 現在は日本も含めて世界の5,000校以上の大学でDuolingo English Testが利用されていて、Duolingo English Testを受けて、海外に留学する人が増えています。
費用が安いと受験のハードルも下がり、目標まで繰り返しチェックできるのがよいですね。
②自宅で受験できる
Duolingo English Testのテストは、ご自宅のパソコンを使って受験することができます。テスト会場に向かう必要がないため、気軽に受けることができます。テストの所要時間は約1時間です。その間はだれも邪魔されない場所で受ける必要があるのでそこだけは注意ですね!
そして、受験結果はなんと2日以内に受け取ることができますし、その結果を5,000校以上の教育機関に無料で送ることができます。海外大学へ出願される際はとても便利な機能ですね。
③4技能が測れる
Duolingo English TestはTOEFL IBTやIELTS同様、4技能がはかれる英語のテストです。
日本の中で有名なTOEICはリスニングとリーディングのみしかはかれませんので、スピーキングとライティングもはかりたい場合は、別途、TOEIC Speaking & Writingを別途受験する必要があります。
4技能をはかりたい場合は少し手間ですね。その他の英語のテストとしてCASECやVersantなどもありますが、一回の受験では4技能をはかることができません。
どんなテスト?実際に受検してみた
Duolingo English Test とほかのテストの形式の違いや、実際に練習テストを受けてみました!
①問題形式
主要の英語テストであるTOEFLやIELTS同様、Duolingo English Testは4技能が試されるテストとなっています。
他のテストと同じような出題形式もあれば、少し違った形式になっている点もあります。
Duolingo English Testの特徴としては、複数のスキルが同時に必要な点にあるといえます。
<ほかのテストと違う点>
【文章の穴埋め問題】 流れに合う適切な単語のスペルを入力
【文章が出てきて音読するテスト】その録音がAIによって採点
【自分の文章に対する説明】制限時間内に書いた自分の文章に関する追加の質問が出され答える
出題内容は、例えば大学教授が話したことに対して、答えを選択し、会話を完了されるという問題もあり、留学した時や日常会話でよくありそうなリアリティのある出題設定となっています。
実際の日常生活や学校生活でコミュニケーションを行なうときには同時に複数スキルがないとコミュニケーションができません。Duolingo English Testは、実生活で英語が使えるのかどうかの力をしっかりと測れるテストと言えます。
Duolingo English Testの問題は受験者の解答次第で次の出題される難易度が変わるのも特徴的で受験中に簡単だなと思う事もあれば難しくなったと感じることもあるでしょう。
Duolingo English Testは10点から160点となっていて、特定の分野の習得度を測る4つのサブスコアも付与されます。
①Literacy(受験者の読んで書く能力)
②Comprehension (受験者の読んで聞く能力)
③Convesation(受験者の聞いて話す能力)
④Production (受験者の書いて話す能力)
Duolingo English Testのスコアと、他のテストや評価基準との関連はこちら(Duolingo スコアチャート)から分かりますのでご参考にしてみてください。
②受験方法
さて、受験方法ですが、こちらのリンクからです。
主要なクレジットカードでお支払いできて、すぐに受験することが可能です。ただ、21日以内に受験することが条件となっているので、受ける際は念のためご自身のスケジュールを 確認してみてくださいね。
テストは自宅でできる為、事前に環境を確認して整えておく必要があります。
どのような準備が必要かは下記のリンク先で確認してください。
主な受験環境としては受験者以外が立ち入らない部屋でしっかりと照明のある明るい部屋で受験しましょう。また、安定したインタ―ネット環境も重要ですね。コンピューターでの受験となりますので、前面カメラ、マイク、スピーカーの準備も欠かせません。そして、身分証明書も必要となります。
③受けてみた体験談(実際に練習テストをうけました!)
実際に、Duolingoの練習テストをうけてみました!
本番テストではなく、テスト時間も30分ほどのお試し版です。練習テストではありますが、実際のテストのような体験をすることができました。
しかもこれ無料なんですよ。そして、何度でも!気軽に練習テストできてしまいましたので、受けすぎて疲れてしまいました。
やってみて思ったのですが、聞いたものを入力したり、穴埋め問題もよく出てくるのでDuoligoで点数を取る為には単語のスペルまですぐに書けるようにしないといけないと痛感しました。
もちろん、それぞれの問題に制限時間が設定されているのでスムーズにスペルが分かる状態にしないといけません。意外と普段分かっている簡単な単語でさえもでてこないことがあり、テストをやりながら焦ってしまいました。
今回行なったリスニングの中では実際に海外のカレッジや大学に行った時に想定される教授とのやりとりがあり、テスト途中ではありましたがリアルな場面設定だなと改めて感じました。
これは他の英語テスト同様、自分がよくしている身の回りのことや趣味などについてライティングしたり話したりする必要があります。ただ、普段していることを話すだけでなく、それがあなたにとってどのような影響があるのか、そしてそれが今後どのように将来につながっていくのかというさらに踏み込んだことについて表現しなければならないので、日頃から自分の考えを深く持っておく必要があると改めて感じました。
これに関してはなかなか1人ではできないので、色々な人と英語で話をして質問したりされたりして自分の考えを深めていくことが重要です。そして、好きなトピックだけでなく、あまり興味のないことについても考えて表現していくこともスコアを取る上では重要だと感じました。トピックによっては意見があまりなく表現できず、スコアが低くなってしまうこともあるでしょう。
今回初めて何も考えないで練習テストをやってみましたが、これではだめだなと落ち込んでしまいました。
目指すスコアがある方は事前にDuolingo対策をすることがとても重要です。
ちなみに今回の私の練習テストのスコアです!このように本番では何点になるか予測スコアを受け取ることができます。
私みたいに練習テストを受けたいと思った方はこちらから挑戦してみてくださいね。 Duolingo English Testの特徴や難易度を掴むことができますよ。
さらに事前に細かくDuolingo English Testの問題の特徴を知りたい場合はDuolingo English Test公式ガイドを見るとよいでしょう。
公式ガイド 質問
公式ガイド 準備
※閲覧には、無料登録が必要です。
おすすめの勉強方法とテキスト
今回、練習テストをやってみた感想として、問題の難易度もその場で変わり、様々なスキルが同時に必要な問題がたくさんありますので、Duolingo English Testで必要なスコアを取る為にはやはり事前の準備が欠かせないことを痛感しました。
Duolingo English Testは、TOEFL 、IELTS、TOEICや英検ほどネットで調べても詳しく情報が出てこないのが現状ですので、なかなか1人で対策する事は困難だと思いますので、おすすめを2つご紹介します。
①テキスト学習
1つ目は、日本発のDuolingo English Test対策本のduolingo english test総合対策(著者:西部有司)です。
Duoligo English Testの全貌が詳しく解説されており、Duolingo提供の問題も収録されていて本番への備えとして最適です。
そして、スピーキングやライティング問題の解答例は実際にDuolingo側によるチェックもされています。Duoligoを何度も受験し分析して135点を実際に取った著者だからできる高得点を取る為の方法がたくさん紹介されています。
Duolingo Englis Testを受験したいと思うけどどんな対策をしたらよいのかどんな準備をしたらよいかと思っている人は是非ともお手に取って頂き本番で良いスコアを取ってください。
②オンライン英会話で実践【トピックトーク】
様々なトピックについて話したり書いたりすることがDuolingo English Testで求められますので、その練習として産経オンライン英会話plusにあるトピックトークもおすすめです。
トピックトークはなんと108レッスンがあり、日常会話、仕事、趣味、文化、社会に分かれています。様々な先生と様々な意見を英語でコミュニケーションすることでテスト対策にもなります。
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Naoki
シドニー工科大学 教育学部卒業
青山学院大学大学院 MBA取得
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの 大学進学サポート多数実績あり!
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