世界中どこにでもあって、だれでも気軽に入れるファーストフード店やカフェは、日本を訪れる外国人観光客も利用しやすい場所の一つです。
英語で説明しないといけない時に、相手の言っていることを聞き取れなかったり、単語は出てきても説明しきれなかったりして、もう少しに英語ができたら、と思うことも多いのではないでしょうか。
このページでは、そんなファストフード店・カフェの接客で使える英会話教材を紹介しています。
そもそも「ファストフード店」「カフェ」は英語で何と言う?
英語で「ファストフード店」は「fast food restaurant」と言い、料理が提供されるまでの待ち時間も短く、手軽に食事ができる店舗を指します。
一方、英語で「カフェ」は「cafe」と言い、コーヒーをはじめ、軽食やドリンクを楽しめる店舗を指します。
日本のファストフード店やカフェはアメリカからの影響をたくさん受けていますが、サービスやその他の点には違いがあります。
例えば、アメリカのファストフード店では「refill」という、無料でドリンクをおかわりできるサービスがあり、ドリンクバーのようなベンダーマシンが設置されています。
また、コーヒーサイズに関しても違いがあり、アメリカのサイズでは、トールがsmall、グランデがmedium、ベンティがlargeに相当します。このようなサイズの違いを理解しておくと、スムーズにオーダーの対応ができますね。その他、ファストフードやカフェ関連の英語表現についても認しておきましょう。
単語 | 英語表現 |
テイクアウト | take-out |
店内 | in-store |
返却口 | return window |
ハッシュドポテト | hash browns |
カフェラテ | cafe latte |
ファストフード・カフェでの接客基本フレーズ
ファストフード・カフェで接客をする際の基本フレーズを紹介します。
注文を受ける①
For here or to go? 店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?
Would you like something to drink? 飲み物はよろしいですか?
「For here or to go?」は、お客様が注文をした際に、その場で食べるのか持ち帰るのかを確認する定番フレーズです。
例えば、お客様が「Can I have a cheeseburger?」と注文したら、「Sure. For here or to go?(かしこまりました。店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?)」と尋ねることができます。
「Would you like something to drink? 」は、お客様が食べ物を注文した際に、飲み物が必要かどうかを確認するフレーズです。
例えば、「I’ll take a large fries.」と言われたら、「Would you like something to drink?(飲み物はいかがですか?)」と尋ね、ドリンクメニューを見せると良いでしょう。
注文を受ける②
What size would you like? サイズはどうされますか?
Is that all? 以上でよろしいですか?
お客様が飲み物や食べ物を注文した際に、サイズを確認するフレーズです。「I’d like a coffee.」と言われたら、「What size would you like?(サイズはいかがされますか?)」と尋ね、選択肢(small, medium, largeなど)を提示します。
「Is that all?」は、お客様が一通り注文をした後に、追加の注文がないかを確認するフレーズです。
例えば、お客様から「I’d like to have a hamburger and a small coke.」と言われたら、「Is that all?(ご注文は以上でよろしいですか?)」と尋ねます。お客様が「Yes, that’s all.」と答えたら、次のステップに進みます。
支払と注文を確認する
Cash or credit? 現金ですか、クレジットカードですか?
Here is your order number. 番号札をお渡しします。
「Cash or credit?」は、お客様がどのように支払うかを確認するために使います。
例えば、お客様が注文を終えたら、「That will be 800 yen. Cash or credit?(合計800円です。現金もしくはクレジットカードでお支払いされますか?)」のように支払合計額と合わせて尋ねましょう。
「Here is your order number.」は、全ての注文が完了した後、お客様に番号札を渡すときに使います。
例えば、「Here is your order number, 27. It will take about 5 minutes. Please wait at your seat.(こちらが注文番号27です。約5分ほどかかりますので、お席でお待ちください。)」のように説明します。
こんな方におすすめ
- ファストフード店やカフェで働いている方で、英語で接客や案内ができるようになりたい方
- 英語で注文の受け取りや料理の説明ができるようになりたい方
- ファストフード店やカフェ業務で役立つ英単語やフレーズを学びたい方
得られるスキル
このテキストを使って学習すると、以下のようなスキルが得られます。
- 注文の受け取りと支払い手続きをスムーズに行えるようになる。
- 商品の説明や追加注文の提案ができるようになる。
- 外国人のお客様との基本的なコミュニケーションスキルが向上します。
学習の進め方
全12テキストを受講することで、これだけはおさえておきたい、『鉄板30フレーズ』を学ぶことができます。
レッスン1から順番に受講することがおすすめです。
各レッスンでは、重要な3つのフレーズと業務に関連する20個の単語を学びます。レッスンの後半部分では、自身の職場について説明する時間が設けられています。
講師からのフィードバックをもとに、レッスン終了後はしっかりと復習を行いましょう。全12レッスンの中には、途中と最後に振り返りのレビューレッスンも含まれています。これまでに学んだフレーズを再確認し、知識が確実に定着しているかを確認しましょう。
ファストフード・カフェの接客で使える英語テキストはこちら
No. | レッスンターゲット |
---|---|
1 | いらっしゃいませ。 |
2 | 店内ですか、持ち帰りですか。 |
3 | あたためますか。 |
4 | 現金ですか、クレジットカードですか。 |
5 | 番号札をお渡しします。 |
6 | Review 1~5 |
7 | お待たせしました。 |
8 | ご注文はおそろいですか? |
9 | 来てくださりありがとうございました。 |
10 | 確認します。 |
11 | 日本語で「おいしい」と言います。 |
12 | Review 6~12> |
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