英語学習のコツはまず「目標設定」から!
2017年01月10日 11時13分
英語を、効果的に効率よく、最短で習得できる勉強法?そんな方法があれば、知りたいですよね。新年、新年度、新しい部署に異動、新しいプロジェクトが始まる。区切りの季節になにか新しい勉強を始めよう、英語をやってみようかなという方はとても多いです。したくないけどしなきゃいけない、という方もいるでしょう。英語の習得は難しくありません。遠回りにならないよう、効率よく勉強しましょう!
あなたのゴールはどこ?~目標を設定しよう!
効率よく効果を出すために、目標を設定してください。海外出張で使う・商談・会議・プレゼン、TOEIC(R)試験で高得点を取る。身近なものでかまいません。社員旅行でさらっと使って見せたい、もしくは商談・会議・プレゼンが目標の場合、会話における聞き取る力と話す力が必要です。TOEIC(R)試験で高得点を取りたい場合は、読む力と聞き取る力が必要です。目標によって、勉強するべき内容とポイントが異なります。自分のゴールを把握して、最短距離の勉強をしましょう。
目標に応じて捨てる勉強を選ぶ
あなたの目的が海外出張や、商談・会議・プレゼンで英語を使う場合。必要なのは、聞き取る力と話す力です。できなければいけないのは、英語で説明し、質問に答え、会話をすること。仕事における目的を達成するために必要な内容をスムーズに会話で扱えなければいけません。よって、目的達成のために必要な語彙やフレーズについて、聞いて意味がすぐに分かる、必要なときに発話できることが必要です。
一方、TOEIC(R)で英語を使う場合。必要なのは、読む力と聞き取る力です。満点990点の内訳は、読むテストが495点、音声を聞き取り、質問に答えるテストが495点です。英語を聞き取る耳を鍛えて、英文を読む読解力を伸ばしてください。
突然ですが、「お米」の発音のエピソードを知っていますか?
わたしたち日本人は”rice/ライス”と喋っているつもりでも、英語ネイティブは”lice:シラミ”と聞き取ってしまう‥日本人にはRとLの発音が上手くできない‥というものです。英語ネイティブの前で「私はお米が食べたい」と喋ると、”rice:お米”の発音がヘタなために、相手は「私はシラミが食べたい」と聞き取ってしまう‥と言われています。
このエピソードは、日本人の英語を話す力がないことをよく表しています。とはいえ、TOEIC(R)の試験を第一優先にするならば、RとLの発音がうまくできなくても、喋れなくても大丈夫。取り急ぎ、喋る勉強は捨ててもいいのです。しかし、聞き取る力は問われます。音声ではriceと言っているのかliceと言っているのか、前後の文脈も含めて聞き取らなくてはなりませんね。
まとめ
「海外出張で目的を達成できた」「TOEIC(R)テストで目標スコアに到達した」など、一度英語を使っての成功体験を積むことができれば自信につながります。そのためにはまず目標を設定した上で、そこに対する行動を取捨選択することがとても大切です。
あれもこれも、となってかえって手つかずになってしまうなら、優先順位の低いものは思い切って捨ててしまうことをおすすめします。