【職場で使える英会話】お世話になりました、をどう表現する?
2017年03月07日 11時20分
「よろしくお願いいたします」「お世話になっております」「大変ご迷惑をおかけしました」などなど、毎日のビジネスシーンで使うフレーズはたくさんあります。しかし、ビジネスの相手が外国人である場合でも、これら表現をそのまま英語で訳そうとしていませんか?
ここでは日本人ビジネスパーソンが英会話で陥りやすい残念な日本人的発想と、その対応する英語フレーズを場面別でご紹介します。今日は「お世話になりました」編!
「お世話になりました」英語に直訳すると…違和感があります!
日本人は、ビジネスシーンだけに限らず、「お世話になっております/なりました」という表現をよく使います。これを英語で訳すと“Thank you for looking after me.” や、“Thank you for taking care of me.”といった表現になります。
この“look after / take care of”(世話をする、面倒をみる)というフレーズ、ビジネスでも使わないことはないのですが、主に「大人が子供などの面倒を見る、世話をする」というときに使われる表現です。
ビジネス向きの「お世話になりました」という意味のフレーズは?
このような表現を覚えておくといいでしょう。
It has been a pleasure working with you.
一緒にお仕事ができて楽しかったです。
Thank you very much for all your support.
サポートしていただきありがとうございました。
I really appreciate your help.
助けていただき感謝します。
これらのフレーズは、Thank you から一歩進んだ感謝の表現になりますので、ビジネス英語を磨きたい場合は、ぜひ覚えておきましょう!
謙遜を美徳とする日本人的な表現も、そのまま英語に置き換えてしまうと、通じなかったり、誤解を生んでしまうことがあります。そうならないためにも、相手に好感を与えつつ、さらに日本人的な気遣いも忘れないような、ビジネス英語フレーズを身につけたいものですね!