日本人講師のワンポイントレッスン【お詫びを受け入れる時なんという?】

日本人講師のワンポイントレッスン【お詫びを受け入れる時なんという?】

2021年03月11日 10時12分

日本人講師のワンポイントレッスンでは、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!

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本日の質問

English Daily Conversation (General) A1 Lesson13
謝り方の表現が色々出てきますが、それに対して、「いいよ」「気にしないで」「仕方ないよ」のような、カジュアルな返し方を教えてください。

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解説

謝った相手に対して、「いいよ」と快く謝罪を受け入れ許す場合は、

It‘s OK. That’s OK/alright.

と返すのがもっとも一般的です。
「大丈夫だよ」というニュアンスですね。

No problem.「問題ないよ」、Don’t worry about it.「気にしないで」、No worries.「心配ないよ」
というような返し方もよく聞かれます。

もっと積極的に、「何言ってんだよ」「謝ることじゃないよ」と明るく笑い飛ばすようなイメージで、Come on!と言うこともあります。
これらはすべて、実はThank you.とお礼を言われた場合にも「いいよ」「気にしないで」というニュアンスで使えるフレーズです。

もう少し深刻なミスを真剣に謝られた場合は、「謝罪を受け入れる」という意味で

Apology accepted. I accept your apology.
と言ったり、I forgive you.「許します」と言うこともあります。

一方、許してはいるものの、「仕方ないよ」という言い方は、日本語の「仕方ない」にぴったりあてはまるフレーズがないので、
どういう風に仕方ないのかを、シチュエーションや気持ちによって次のように言い分けます。

よくあることだから仕方ない…It happens.

わざとじゃないんだから仕方ない…You didn’t mean it.

誰のせいでもないんだから仕方ない…It’s nobody’s fault.

もう起こってしまったことだから仕方ない…What’s done is done.

状況の深刻さやお互いの関係性によって、これらのフレーズを使い分けたり、いくつか組み合わせたりしてみましょう。

本日の講師

Tomoko 先生

こんにちは!ともこです。カナダのバンクーバーに10年以上住んでいたことがある英語教師&医療通訳者で、旅行通訳やビジネス通訳などもおこなっています。実際の生活の中で話す「生きた英語」を身に着けていただけるよう、情熱を持ってお教えしています。
自らもまったくゼロの状態から英語を学んだ経験から、英語の習得がどれだけ大変か、しかし一方でどれほど楽しいかも、よくわかっています。英語学習のゴールにたどり着くお手伝いをぜひさせてください!
お会いできるのを楽しみにしています。